ハンガリー人(マジャール民族)は、民族的起源をアジアに発するといわれるだけに、その文化・言語もアジアの色彩が濃いユニークな社会を構成しています。例えば人の名前でも、ハンガリー人では姓が先、名前が後です。
それだけに、ハンガリーの日本への関心は高く、すでに1920年代には、両国で相前後して友好協会が設立されています。さらに第二次大戦とその後の歴史的経過を経て、1971年に改めて現在の形のハンガリーに関心のある人なら「いつでもだれでも入会できる」日本ハンガリー友好協会が発足しました。
政治的スローガンや営利優先の事業を排除し、両国の市民同士の草の根文化交流で相互理解を深めようという私たちの運動は、冷戦構造下の政治体制の相違を乗り越え、80年代にはハンガリーでも民間の友好協会が発足、日常の草の根交流の成果をフェスティバルの相互開催で発表し合う所まで発展しました。(以上、日本ハンガリー友好協会公式サイトより引用)